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~日常とイラストと寺社巡りブログ~

【 京都 】東福寺(明暗寺)・法性寺・伏見稲荷大社・東丸神社・石峰寺

2016.11.26 京都
・東福寺(明暗寺)・法性寺・伏見稲荷大社・東丸神社・石峰寺

天気が良かったので紅葉狩りを兼ねて伏見エリアを探索してきました。

● 東福寺

広大な敷地に25の塔頭(たっちゅう)が点在する京都最大の伽藍(がらん)・東福寺聖一国師(しょういちこくし)によって開山された臨済宗の大本山です。聖一国師は初めて天皇から国師号を与えられた禅僧で、静岡茶の茶祖でもあります。

東福寺は紅葉の名所でもあり、この時期は観光客で大賑わい。参拝者お目当ての「通天橋(つうてんきょう)」と「開山堂(かいざんどう)」までの道のりはギュウギュウの列が少しずつ進んでいく感じで、後ろにいた女子が「風情もくそもない」とぼやいており心の中で(うむ)と頷きました(笑)でも、踏み荒らされていない紅葉の絨毯や色づきの中に建つお寺は美しかったです。

 

通天橋の上では危険な為、撮影禁止。景色を楽しみながらなんとか開山堂へ到着。1280年に入定された聖一国師を祀っています。

▼開山堂
 

開山堂から本堂へ戻り、「八相(はっそう)の庭」が楽しめる方丈へ。ここは東西南北に4つの庭が配された近代禅宗庭園です。
 
▼東庭の北斗七星
 
▼西庭の井田市松

▼南庭の八海
 
▼北庭の小市松


方丈を出て境内をブラブラ。
 
▼国宝の三門
 

私の最大のお目当ては東福寺の塔頭寺院のひとつ「善慧院(ぜんねいん)」と共存する「明暗寺(みょうあんじ)」です。

▼ 尺八根本道場・明暗寺



明治4年に廃止された普化(ふけ)宗の虚無僧寺・明暗寺は、明治23年に東福寺の塔頭・善慧院に場所を借りる形で「明暗教会」として復興しました。今では尺八根本道場として存在し続けています。あわよくば尺八演奏が聴けるかと思いきや、通常非公開で中を見ることは出来ませんでした…(笑)
 
▼「座禅」ではなく「吹禅(すいぜん)」
 
 
記事:和歌山 興国寺と虚無僧の和菓子
※ 本尊の虚竹禅師と虚無僧に関しては上記に書きました

勝林寺や桂昌院などまだまだ見所満載の塔頭がありますが、空いてる時期にまたゆっくり来よう…ということで御朱印を頂き東福寺を後にしました。

▼秋限定デザインの御朱印とパンフ



駅にむかう道中、法性寺(ほっしょうじ)を発見。洛陽三十三所の札所ですが、普通のお宅のような感じで、御朱印を頂きにくいなぁと思いました(笑)

▼法性寺
 

駅近くの「リトルドラゴン」という洋食屋さんで美味しい日替わりランチを食べました。小さなお子さんを背負って笑顔で仕事をしてらして素敵でした(^^)母は強し!(食べるのに夢中で写真を撮り忘れました;)


● 伏見稲荷大社



京阪東福寺から伏見稲荷へ移動します。伏見稲荷大社は駅前なのですぐお参り出来ますが、少しルートを外して屋台やお土産売り場が並ぶ道を歩きました。名物「稲荷寿司」「すずめの焼き鳥」もあります。お稲荷さんの可愛い雑貨が多くお土産選びが楽しいです。そういえば、世界一じゃなくなったからか一時期より混雑がマシになったような…(;^3^)=3

全国に3万の分社をもつ稲荷の総本宮、伏見稲荷大社。御祭神の稲荷大明神が鎮座する御神体の稲荷山には稲荷信者から奉納された約1万の鳥居「千本鳥居」が並びます。千本鳥居を抜けると人によって重さが変わる「おもかる石」があります。さらに登ると俳優の西村和彦さんの御実家である四ツ辻茶屋「仁志むら亭」があります。今回は稲荷山に登り巡拝する気力が無かった為、本殿で「願ほどき」だけさせて頂きました;

※「願ほどき」とは「あのお願い事の件はもう大丈夫です、ありがとうございました」というお礼参りで契約の解除です。1年以内か年末に行います。祟り神の類に願掛けをした場合はしないと危ないなんていわれます。お稲荷さんの場合、お稲荷さんは気性が激しいからお礼をしないと怖いぞ、と昔からいわれています。気持ちの問題ですが…。

▼千本鳥居
 

なにやらフルート?と三味線の音がして、外拝殿に近づいてみると偶然にも「奉納演奏」が行われていました。1組終わると次に和楽器バンドらしき男女が壇上へ。軽く練習された後、着物の男の人が一人残り、本堂へ二礼二拍手一礼、舞を踊り、日本刀をふり、刀を献上する形で奉納…。初めて見ましたが所作が綺麗でかっこよかったです!その後、和楽器バンドが再び壇上へ。同じく本堂へ挨拶をして奉納演奏がはじまりました。ドラムやベースに混ざって異色の尺八担当がww まさかこんなところで尺八の生演奏が聴けるとは…明暗寺じゃなかったのか(笑)

 

▼御朱印
 
 
▼境内に東丸(あずままろ)神社があります

江戸時代の国学者・荷田春満(かだのあずままろ)が祀られており「学問向上、受験合格」の御利益があると有名です。


● 石峰寺

伏見稲荷から、疎水沿いにまっすぐ歩くと京阪深草に出ます。深草駅からさらに歩いて次の目的地・石峰寺(せきほうじ)へ到着。


石峰寺は黄檗山萬福寺(おうばくさんまんぷくじ)を本山とする黄檗寺院で、千呆(せんがい)禅師が建立した道場です。伊藤若冲(じゃくちゅう)と縁深く、お寺の裏山には若冲が十年余りかけて作成した五百体以上の石像、五百羅漢(ごひゃくらかん)があります。京都大火で家を失った若冲はここに住み余生を過ごした為、若冲のお墓もここにあります。東福寺や伏見稲荷にくらべるとマイナーですが見どころ満載のとても楽しいお寺です。

▼羅漢参道唐門



▼御朱印とパンフ
 

石峰寺の五百羅漢はお寺の裏山に五百体ほど現存し、その自然体で表情豊かな石像は裏山のあちらこちらで意味を持って安置されています。若冲が下絵をし、石工が掘りました。(撮影禁止でした…絵ハガキは売っています)まさに自然と芸術の一体化。デフォルメされた表情はゆるキャラみたいでものすごく可愛かったです!これは多くの人に見て知ってほしいと思いました。高い場所に位置しているので京都も一望でき、御朱印もとても可愛い、オススメの場所です(^0^)



2016.11.29記録

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