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~日常とイラストと寺社巡りブログ~

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和歌山 興国寺と虚無僧の和菓子

和歌山みやげに虚無僧の天蓋と尺八の絵柄のたまごせんべいを頂きました(^0^)めっちゃ可愛いくて珍しい!(笑)

▼開山せんべい

和歌山で虚無僧?!と、早速調べてみたら由来(ゆら)町の興国寺(こうこくじ)が関係していました。普化宗(ふけしゅう)、虚無僧の原点でした。

鎌倉時代中期の尺八愛好家・心地覚真(しんちかくしん)という僧侶は1249年に宋(中国)へ留学し、普化や禅、味噌作り等を学びました。覚信は帰国の際、竹管吹奏の師・張参の弟子である四人の居士を連れ帰り和歌山の西方寺(後の興国寺)内の普化庵に住まわせ修行、日本に普化尺八を広めていきました。※興国寺は覚信が開山。

さらに彼らの弟子となる虚竹禅師が京都に明暗寺を開山し、「虚空」など今でも人気の曲を作り尺八の元祖として君臨しました。この虚竹禅師がひろめた尺八音楽を伝承するのが明暗流尺八です。虚無僧のげばこに書かれている「明暗」はここからきているわけです。

江戸時代になると虚無僧は普化宗として保護され、格好も規定されます。興国寺は虚無僧・普化宗の本寺といわれるようになり、弟子の明暗寺など約120の虚無僧寺は廃宗になるまで興国寺の末寺として栄えました。

※ 虚無僧と普化宗の関係性は諸説あり文献の記載も信憑性の薄いものが多いです。が、明治に廃宗になった記録や古文書から特権階級であったことや秩序を乱す横暴な行為があったことが分かります。虚無僧について調べる場合は尺八関係で探すと見つけやすいです。だいぶマニアックですが興味がある方はぜひに(笑)

 
リンク:菓匠 錦花堂

錦花堂さんで販売されてます。開山せんべいの他に天蓋最中(てんがいもなか)なるものまで!かわいーっ(↑▽↑人)


あと、茶の湯菓子も頂きました。11月の主菓子(おもがし)、織部(おりべ)饅頭(^p^) 茶道の世界は詳しくないけど「へうげもの」で利休と古田織部は覚えました(笑)

▼織部饅頭

上記の虚竹禅師に関しても諸説あり、事実の確認は困難といわれていますが、墓は京都・宇治の黄檗山萬福寺の近くにあります。この地域は日本における茶の発祥地といわれています。黄檗宗の開祖で禅界の重鎮といわれる陰元和尚の弟子が普化禅師であり、またその弟子が虚竹禅師だといわれています。うーん、お茶に虚無僧にと掘れば掘るほど色々繋がっていく「禅」は奥が深いです…。

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